和風のフリー素材(伝統文様、季節の風物)
素材庵
ホーム > 日本の伝統文様index > 伝統文様イラスト12
古代ペルシアなどではライオンは聖なる獣とされていました。その文様には太陽の象徴である放射線状に広がる円花飾りの模様が描かれました。中国経由で日本に伝わったライオンの文様は中国風の架空の動物として受け入れられ、円や渦が描かれた獅子文が生まれました。
ライオンの文様だが、架空の聖獣として中国(唐)から伝わったため唐獅子と呼ばれた
唐獅子の身体の巻き毛を文様化したもの。元来は太陽の力を宿す聖獣の象徴
中国の伝説では、名君が出て天下太平であるときに現れる瑞鳥とされています。日本では飛鳥時代から盛んに用いられ始め、吉祥文様として愛好されました。鳳が雄で凰が雌です。
有職文の一つで有識鳳凰(ゆうそくほうおう)と呼ばれる
家紋の一種
鳳凰と同じく中国の想像上の動物。鳳凰、麒麟、亀とともに四霊として崇められ、その長と言われています。中でも五爪の龍は皇帝の象徴とされています。水中に住むものから天に昇って飛翔する龍までその生態によって分けられ、鱗と爪のある「蛟(コウ)龍」、翼のある「応龍」「飛龍」、角のある「キュウ龍」、天に昇ったことがない「蟠(バン)龍」、水を好んで水中に棲む「蜻(セイ)龍」、火が好きな「火龍」、鳴くことの得意な「鳴龍」、戦いが好きな「蜥(セキ)龍」、雨を降らす「雨龍」、東を守護する「蒼龍」など様々です。飛竜は常に天地の間を飛翔して、鳳凰を生むとされています。
立涌に絡み付いた龍
竜巻を起こしてんに上って雨を降らすと言われる雨龍を意匠化したもの
四霊の一つで想像上の生物。体は鹿、蹄は馬、尾は牛、額は狼で1本角があり、全身は黄色で腹部は5色と言われています。麒が雄で麟が雌です。
某ビールメーカーのトレードマーク
古くから月に住む兎の伝説が知られていましたが、文様として用いられるようになったのは桃山時代以降です。耳が異様に長く描かれた「波兎」が大流行しました。江戸中期からは様々な動物、人やものなどとの組み合わせが生まれました。中でも植物の「木賊(とくさ)」との組み合わせは人気を呼びました。
兎を正面から描いたも
三匹の兎を組み合わせたもの
その形の面白さから、単独で文様にしたり、色々な貝を集めて「貝尽くし」にしたりして用いられました。
八宝の一つ法螺貝を文様にしたもの
海藻の海松を丸文にした文様