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*日本の伝統文様イラスト14(器物文様)*

御所車

御所車(ごしょぐるま)

風景文様の中に描かれることが多いが、人物や車をひく牛が描かれることは極めてまれである。

車(くるま)

御所車は源氏物語の世界を象徴するものとして「源氏車」とも呼ばれる。車輪だけを文様化して表すことも多い。江戸期には形の面白さを文様とするように変わった。

花車(はなぐるま)

華道の誕生によって四季の草花と御所車を組み合わせた華麗な文様が作られるようになった。

水車(槌車)

水車(みずぐるま)

青海波を波い見立てて水車を文様化したもの。

槌車(つちぐるま)

柄杓のついた水車。強調文様となる。

矢車

矢車(やぐるま)

鐶繋ぎと矢車を組み合わせた文様。

矢車に蜻蛉(やぐるまにとんぼ)

武具である矢と「勝虫」とされる蜻蛉を組み合わせて武勇を願う文様。

六つ矢車(むつやぐるま)

矢車文様の一つ。他に七つ矢車、八つ矢車などがある

熨斗

包熨斗(つつみのし)

檀紙(だんし=ちりめん状の和紙)の間に熨斗鮑を包んだもの。左:真(目上用)、右:草(親しい間柄用)

束ね熨斗(たばねのし)

「束(つかね)のし」とも呼ばれる。帯状のものを数本束ねて真ん中を結わえたもの。宝尽くしにも含まれる。

蝶熨斗(ちょうのし)

婚礼や正月などの「お屠蘇」の銚子につける折り紙を蝶熨斗と呼ぶ。

宝尽くし

宝珠(ほうじゅ)

密教法具の一つ、先の尖った珠で変えんが燃え上がることもある。望みのものを出せる珠。

打出の小槌(うちでのこづち)

振れば欲しい物が手に入り、望みが叶うと言う小槌。

筒守(つつもり)

宝巻などを入れる筒。宝尽くし文様には×型に構成される物が多い。

七宝輪違い(しっぽうわちがい)

七宝の名前から宝尽くしに数えられる。。

隠れ蓑(かくれみの)

着ると他人から見えなくなる蓑。天狗の持ち物。

隠れ笠(かくれがさ)

被ると他人から見えなくなる笠。

分銅(ぶんどう)

重さを量るときに使うおもり。金銀で鋳て非常寺に備えた。

金嚢・巾着(きんのう・きんちゃく)

お守りやお金、香料を入れる袋。

宝巻・巻軸(ほうかん・まきじく)

ありがたいお経の巻物。

祇園守(ぎおんもり)

巻物を交差しておいた文様。

丁字(ちょうじ)

スパイスのグローブのこと。平安期に輸入され、薬用、香料、染料、油になり、その希少価値から宝尽くしの一つになった。

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